当社でも、車検や点検時に汚れ具合や、経過年数を考慮して、お客さまにエンジンオイルの交換をおすすめしています。
そこで、今回はそもそもなぜオイル交換が必要かを考えて行きましょう。
エンジンオイルというのはその名前の通り
エンジンの内部を循環しているオイルのことです。
エンジン内部の金属と金属が擦れて摩耗するのを防ぐ役割を果たしています。
また、摩擦によって発生するエンジン内部の熱を抑えたり、金属のカスを洗い流すなど、エンジン本体が壊れないように保護している大切な役割の一端を果たしています。
こんな大切な役割を果たしているエンジンオイルですが、年数や走行距離が進むにつれてだんだん酸化し性能が落ちていきます。
女性にもわかり易く例を挙げると、サラダオイルで天ぷらを揚げ美味しく食事をしました、その残ったサラダオイルを数日後に使用すると、料理が美味しくないですよね。
これは、一度熱を加えたオイルは酸化する時間が熱を加えないオイルより早くなるからです。
もちろん性能が低下したオイルは、エンジンに負担をかけるから早期交換が必要になります。
エンジンオイルの交換目安は、使用状況によって変わるので走行距離3~6千㎞ごと、もしくは4~6ヶ月ごとのどちらか早いほうで交換するのが良いと一般的には言われています。
ちなみに、エンジン内を循環しているオイルを濾過して綺麗にするオイルフィルターという物がありますが、これは、オイル交換2回に1回ぐらいで交換した方が良いですよ。
これも判りやすく解説すると、健康に配慮し生活を続ける人の血液と、暴飲暴食で肥満の方のドロドロ血液の人とでマラソンや徒競走をしたと考えて下さい。
結果は目に見えていますし、場合によっては救急車の出動なんて事にもなりかねませんよね。
人は、野菜を食べて適度な運動などして自然に血液を濾過することができますが、車は、その持ち主が定期的にエンジンオイルや、オイルフィルターを交換して、健康管理をしてあげて下さいね。
お客さまの大切なお車の、頼れる町医者として、総合病院よりも、安く・早く・キメの細かい対応を、これからも続けて参りますので、どうぞ宜しくお願い申しあげます。